【スマホ写真をNFTにしてみた】出品・販売する手順を解説【かんたん!】

「写真はNFTにできるの?
写真をNFTにしたNFTって売れる?稼げる?」
この記事では、上記のような疑問に答えます。具体的には以下の項目です。
本記事の内容
- NFTにして写真は販売可能
- NFT写真の販売事例
- NFTにして写真を販売するやり方・手順
- NFT写真を売るデメリット・注意点
- NFT写真を売るメリット
- NFT写真を売るコツ・売れない時どうする?
- NFT写真に関するよくある質問 Q&A
当ブログの著者toshio(@toshiobloghh)は、2019年からNFTに注目しており、2022年12月はNFT売買での含み益が52万円出ています。
割とNFT市場では古参レベルです。
さて、さっそく結論です。
タイトルの通り「写真はNFTすることが可能」です。
ではtoshioの体験と、具体的な事例を紹介しつつやり方を解説していきます。

「カタカナ、難しい単語は使わずに説明するのでご安心を!」
(↑ちなみにこれがぼくがスマホで撮った写真をNFTにしたものです!)
【※注意点】 NFTの販売は、イーサリアム(仮想通貨)が必要になります。あらかじめビットフライヤーで購入しておきましょう。 また仮想通貨取引所では手数料がかかります。 最大5%ほど損してしまうので、販売所ではなく取引所で購入しましょう。 ビットフライヤーならイーサリアムの取引所があるので、ビットフライヤーを使いましょう!
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もくじ
NFTにして写真は販売可能
結論から言うと、NFTにして写真を販売することは可能です。
近年Web3.0の技術により、単なる写真(画像)にも価値がつくようになりました。
なのでごくごく普通の一般人でも、写真に価値をつけ稼ぐことができます。
NFT写真の販売事例

「実際にある例を紹介していきます!」
NFT写真を販売している芸能人
芸能人もわずかですが参入しています!
すでにやってる芸能人の方はかなりのパイオニアですね。
- 広瀬すず氏→10周年記念写真集デジタルプロマイド
- 三上悠亜氏→写真集「your NFT」
- ZOZO前澤氏→宇宙での最初の写真をNFT化「Rendezvous(ランデブー)」
広瀬すず氏→10周年記念写真集デジタルプロマイド

これは写真集販売と同時に、未公開の写真をNFTにして販売するという内容。(2022年)
1枚の価格は2200円(税込)と意外と安い価格で販売されました。
こちらの購入は、ハードルをさげるためにイーサリアムではなく、円で決済できるようにされています。ファンのための心遣いですね。
三上悠亜氏→写真集「your NFT」
https://yournftproject.nft-official.com/
2021年、三上悠亜さんの28才の誕生日に28枚の世界に1枚しかないNFT写真を販売されました。
こちらはオークション形式で販売され、なんと最高額落札者には三上悠亜さんとディナーデート権もついてくるというユーティリティー付き!
ZOZO前澤氏→宇宙での最初の写真をNFT化「Rendezvous(ランデブー)」
宇宙で撮った初めての写真をNFTにしました。
作品タイトルは「Rendezvous(ランデブー)」
宇宙から発行された世界初のNFTです。https://t.co/yRTS9N32lb— 前澤友作@MZDAO (@yousuck2020) December 16, 2021
上記のツイートの通り、宇宙での最初の1枚をNFTにしています。こんな素敵なタイトルもつけ販売。
NFT写真の可能性を感じる瞬間ですね。
NFTに参入している芸能人・有名人は他にもたくさんいます。
お笑いタレントからミュージシャン、スポーツ選手などさまざまです。どんな人がどんなNFTを買ったり、販売しているか気になる方は下の記事を読んでみてください。
>>『【2023年最新版】NFTに参入している有名人34選』を読む
NFT写真の人気コレクション3選
個人・一般人の方も、NFT写真で高額の販売実績があります。
- インドネシアの学生の自撮りNFT
- いただきますマンの自撮りNFT
- フォトグラファーRK氏
インドネシアの学生の自撮りNFT

インドネシアの学生が18歳〜22歳の5年間、毎日自撮りを撮影し、NFT写真にして販売しました。
1000枚を超えるNFT写真は、最初は3ドル(約360円)くらいでしたが、だんだん値上がりして合計1億4000万にもなりました。
有名なシェフが購入したことを、ツイートしてそれをきっかけにバズったそうです。
いただきますマンの自撮りNFT

約2年間自撮りランチをYouTubeで公開し続け、
・688枚の自撮り写真NFTを1枚約200円で販売 ・半日で完売し、約300万円 ・デイリーランキング世界2位
を達成。ちなみに当時YouTubeの登録者数は120人。

「できる気がしてきた、、嘘です。すいません。笑」
フォトグラファーRK氏

そして最後はフォトグラファーRK氏。
インスタグラムのフォロワー数70万人越えのインフルエンサー。RKさんの撮る写真がNFT化して販売され世界でもトップクラスの取引額になっています。
NFT写真を販売するのに必要なもの
まずNFT写真を販売する前の下準備です。ここをサクッと終わらせておくと、あとは出品するだけなのでやっておきましょう。
NFT写真を販売するのに必要な準備
- ビットフライヤーの口座開設
- イーサリアムの購入
- メタマスクの準備
- OpenSeaの登録(販売する場所)
- NFTにする写真の撮影
必要なものは上記の5つです。
順番に解説していきますね。
ビットフライヤーの口座開設
NFT写真を販売するための最初のステップは、ビットフライヤーの口座開設です。
ビットフライヤーをおすすめする理由
- スマホで即日開設できる
- イーサリアムを取引所で安く購入できる
- ビットコインが貯まるクレカが作れる
- 積立が1円からスタートできる
イーサリアムの購入
ビットフライヤーでイーサリアムを購入する時は、必ず販売所ではなく取引所で購入しましょう。
これだけで手数料がかなり安くなります。損しないためにも取引所で購入しましょう。
ではどこで買うのかというと、bitFlyer Lightningです。
購入手順は以下。
- ①ビットフライヤーのTOPにあるbitFlyer Lightningをクリック
- ②現物を選択
- ③指値or成行を選択
- ④金額を入力
- ⑤確定する
最初は慣れない画面に、難しさを感じるかもしれませんが意外と簡単です。
上記の手順通りにやれば問題ないです。ちなみにスマホもPCもやり方は一緒なのでスマホの方もご安心を。
操作がわからない方はこちらの記事で画像付きで解説しています。
>>【知らないと損】ビットフライヤーでイーサリアムを買う4つの方法
メタマスクの準備

次はメタマスクの準備です。メタマスクとは簡単にいうと、ネット上のお財布と思っていればOKです。(総称ウォレットというくらいなので)
メタマスクはGoogle Chromeの拡張機能なので、Google Chromeを利用していない方はダウンロードしましょう。
Safariよりも回線が速く、機能も充実していて便利なのでおすすめです。
メタマスクの導入方法は以下の手順です
- ①Google Chromeをダウンロードする
- ②Chromeをクリック
- ③拡張機能を選択
- ④Chromeウェブストアを選択
- ⑤メタマスクと検索する
- ⑥メタマスクをインストールする
- ⑦新しいウォレットを作成するを選択する
あとは表示される操作にしたがって入力していけば問題なくメタマスクを導入できます。
合わせて読みたい記事

メタマスクとは『ネット上の仮想通貨やNFTを管理するお財布』のようなイメージです。メタマスクの概要、基本的な使い方等を解説しています。最低限で必要な知識を網羅しているので、初心者はこの記事を読むとメタマスクに関する知っておくべき内容を把握できます。
OpenSeaの登録(販売する場所)

次はOpenSeaの登録。
OpenSeaはメルカリのような、NFT専用の売買プラットフォームのことです。
OpenSeaはニセモノのページもあるので、必ずこちら(OpenSEA公式リンク)のリンクから登録してください。
OpenSeaの登録手順
- ①OpenSeaのリンクをクリックする
- ②右上の人マーク(アイコン)を選択する
- ③設定を選択
- ④MetaMaskを選択
- ⑤署名を選択
OpenSeaに登録は、このメタマスクとOpeSeaを紐づけることで完了します。

再度Settingを選択すると、プロフィールを入力する項目がでるので最低限埋めておきましょう。
- Username
- Email Address
くらいでOKです!
写真をInstagramなどに投稿している場合は、Instagramのリンクも貼っておくと認知が広がるので登録しておくといいでしょう。
メールアドレスを入力しSaveすると登録したメールアドレスにメールが届くので『VERIFY MY EMAIL』を押すと、メール認証も完了です。
NFTにする写真の撮影
あとはNFTにする写真を準備すればOK!
OpenSeaにNFT写真を出品する手順は、次のトピックで解説します。
NFTにして写真を販売するやり方・手順
準備さえできていれば、NFT写真を販売するのは簡単です。
手順は簡単2ステップ。
NFTにして写真を販売する簡単2STEP
- ①写真をNFTにする(作り方解説)
- ②ウォレットに登録されたNFT写真を出品する
では画像付きで解説しますね。
写真をNFTにする(作り方解説)
まずはOpenSeaを開きます。
そしてアイコンをタップし、作成を選択します。

すると以下の画面になるので、NFTにしたい写真をドロップします。

写真の詳細を入力します。項目は以下です。
- 名前
- 外部リンク
- 説明
- コレクション
- 供給数
- ブロックチェーン
上記の6項目を入力して作成をクリックすれば、NFT写真の完成しメタマスクに登録されました。
(プロパティ等の細かい設定はこの時点では不要です。)

「これで世界で唯一のNFTがあなたのウォレットに登録されました。
おめでとうございます。」
ウォレットに登録されたNFT写真を出品する
さていよいよ自身のNFT写真を販売していきます。
自分のアカウントのページから、先ほどNFT写真のページを開きます。
手順は以下の通り。
- 『販売』をクリック
- 価格を決める
- 期間を決める
- メタマスクの署名をする
手順を画像付きでも解説していきますね。
『販売』をクリック
OpenSeaの自分のアカウントページから先ほどNFT写真にして画像のページを開きます。
NFT写真のページの右上にある『販売』をクリックします。

価格を決める
次に価格を決めます。
価格の決め方は、
- 固定価格
- 時間指定オークション
の2つがあります。
どちらかを選択し、『価格を設定』に金額を入力します。

固定価格は自分で指定した金額で販売する形式で、
時間指定オークションは期間とスタート価格を決めて、最高額で購入希望した方に販売する形式です。
期間を決める
次に期間を決めます。選択肢は、たくさんありますが最長で6か月です。
これからNFT写真の販売をする方は、まず最長の6か月にしておくと売れなくてもわざわざ更新しなくていいので楽ちんです。
期間も設定できたら『リスティングの掲載を完了』をクリックします。

メタマスクの署名をする
最後に『リスティングの掲載を完了』をクリックすると、メタマスクの署名画面に移ります。
これで『署名』を押すと販売がスタートします。


NFT写真を売るデメリット・注意点
NFT写真は販売事例からも分かる通り、大きな収益を得ていることもあります。
しかしデメリットや注意点もあるのでそれを踏まえて始めていきましょう。
デメリットは以下です。
- 絶対に稼げるわけではない
- 法律整備の問題
- 詐欺・ハッキング被害に注意
- 仮想通貨の送金先を間違えない
NFTの市場自体がまだまだ育っていないのが現状。
今問題なくできても、今後法律の整備などによってNGが出るパターンも多いにあります。
また海外のサイト(OpenSea)を使用するので、英語表記や日本語に訳してもわかりにくい部分があります。
なので送金のミスなどの人的ミスが少なくないのも事実です。
これに関しては、わからなければクリックせずにググるのが最もいい対応策です。
NFT写真のメリット
デメリットはあります。しかしあなたがNFT写真に感じている可能性や、将来性も間違いなく存在します。
メリットは、
- 誰でも購入・販売可能
- 公平な報酬支還元
- 改ざんできない唯一無二の価値を保証
- 絵が描けなくてもNFTコレクションを作れる
- 即NFTを出品できる
- 世界中の人とNFT写真で交流できる
です。
今NFTは世界的に注目されています。しかし何度も言いますが成長段階の市場です。
日本でNFTを所有している人は、2%と言われています。(アートと投資/NFTに関する情報サイトより)
しかし世界では確実に拡大しています。今後日本でもどんどん市場が大きくなるでしょう。
実際2022年にリリースされた国産のNFTプロジェクトが取引量上位ランクインした例もあります。
NFT写真を売るコツ・売れない時どうする?
もちろん簡単に売れるわけではありません。
しかし売るコツは存在します。売るためのコツ・売れない時はどうするか紹介していきます。
SNSアカウントを開設する
まずはInstagramやTwitterを開設して、NFT写真を紹介していきましょう。
前述で紹介したNFT写真販売の事例のRKさんはInstagram、いただきますマンはYouTubeで紹介していました。
まずは知ってもらうための窓口が必要です。
Instagramは写真と相性がいいのでおすすめ!
コミュニティーに宣伝する
コミュニティーに宣伝するのも手段の1つ。
自分が実際に所属している、リアルコミュニティーやオンラインコミュニティーでも紹介してみるといいでしょう。
もしくは、まずはプレゼントする形でもいい思います。
特にTwitterの界隈では、『Giveaway企画』というのがあります。
フォローやリツイートをしてもらって、そのかわりにプレゼントする企画です。
コンセプトを統一する
単なるNFT写真は他と差別化できません、コンセプトを強く強調し焦点をあてることであなたの世界観に魅力を感じる人がいるかもしれません。
生き物の写真>海に住む生き物の写真>小魚の写真
上記の例でいうと、左に行けば行くほどコンセプトは抽象的、右に行けばいくほどコンセプトが統一され世界観が生まれます。
あくまで一例ですが試してみてください。
まとめ:NFT写真を売ってあなたの写真を世界に
最後にまとめ。
あなたが撮影した写真はNFTにすることができます。
NFT写真を販売するのに必要な準備
- ビットフライヤーの口座開設
- イーサリアムの購入
- メタマスクの準備
- OpenSeaの登録(販売する場所)
- NFTにする写真の撮影
NFT写真を販売する手順はかんたん2STEP
- 写真をNFTにする(作り方解説)
- ウォレットに登録されたNFT写真を出品する
でした。
「もともと写真が好きな方」や「NFTアートに興味あるけど絵が描けない」って方はNFT写真にチャレンジしましょう。
もしかしたら大きく稼ぐことができるかもしれません。
NFT写真販売のよくある質問 Q&A

NFT写真に関する内容で、よくいただく質問もまとめています。
ぜひ参考にしてくだい。
Q.NFT写真の販売手数料はどのくらい?
A.OpenSeaで販売するなら、出品手数料はかかりません。
出品時は手数料がかからないので、出品は気楽にできますね。
また手数料がかかるタイミングは、
- オファーを承諾する時
- 固定販売をキャンセルする時
- オークションをキャンセルする時
などなど。他にもありますが、基本発生する時はメタマスクでガス代発生画面が出るので都度確認しましょう。
詳しくは下記の記事で、ていねいに解説しています。参考にどうぞ!

NFTのガス代はおよそ1000円。しかし注意しておかないと、余計なガス代を払うこと!ガス代節約方法を徹底紹介!
NFT写真の価格はどのくらいですか?
A.自由です!
NFT写真の価値は、
自分で判断する 他者が判断する
の2つです。
あなたがこのNFT写真には価値がある!そう思ったなら1ETH(約20万円)でも、5ETH(約100万円)でももちろんOKです!
またその価格に対して、価値があると他者が判断すれば購入しますし、ないと感じれば購入しません。
結論自分で決めましょう!ですね笑
NFT写真が売れた後にやることはありますか?
A.ありません。
メルカリやAmazonのように、売れた後発送したりなどはありません。自動的にブロックチェーンによって、保有者が購入者に変わります。
ただ購入者のSNSアカウントがわかる場合はお礼のメッセージ等送ってもいいと思います。
NFT写真はどのくらい稼げるの?
A.一般的には、10000以下が相場になります。
しかしブランドがついたり、インフルエンサーの目に止まったり、ファンが増えれば10万円で売買されることももちろんあります。
Q.スマホ写真をNFTにしても大丈夫?
A.大丈夫です!
このNFT写真の販売のやり方・手順で紹介した写真は、先日帰り道でiPhoneで撮影した写真です。笑
おすすめのマーケットプレイスは?
A.OpenSea
このサイトでは、OpenSeaを紹介していますが他にもプラットフォームはあります。
1番のおすすめはユーザー数が世界TOPのOpenSeaですが、
日本のプラットフォームもあるので試してみるのもいいでしょう。
おすすめNFTプラットフォーム ・OpenSea ・Rarible ・SuperRare
NFT写真の画像のフォーマットは?
A.下記に詳細載せてます!
対応ファイル形式 PG, PNG, GIF, SVG, MP4, WEBM, MP3, WAV, OGG, GLB, GLTF 最大サイズ 100MB
かなりなんでも対応しています!
NFT写真にイラストを加えて出品していいの?
A.大丈夫です!
写真はもちろんアートもOK。
さらにイラスト等を加えるとさらに独自性があっていいですね。